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2006年度国立大学法人予算の『内示概要』および『予定額の概要』の入手と 公表について 2005年12月21日 国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局 本日、本事務局は標記の文書を入手したので、PDFファイル形式で公表する。 詳細な分析は追って行うこととして当面以下の2点のみ補足しておく。 1.『内示概要』「II.国立大学法人等の事業費」において自己収入が差 引92億円の増となっているが、これは『予定額の概要』の収入のコラムに示さ れた「経営改善分(+83億円)+授業料等(−1億円)+雑収入(+10億円)」 と対応している。つまり付属病院において83億円の「経営改善」がなされるこ とを前提として算出された値であることに注目しておこう。 2.今年度(05年度)の文教施設費(施設費交付事業+借入金+施設整備 費補助金)は901億円 (http://www.shutoken-net.jp/2005/01/050107_3jimukyoku.html)であるが、 来年度(06年度)の同費は896億円であるという。20日に配信した資料 (http://www.shutoken-net.jp/2005/12/051220_2006yosanan.pdf)には施設費 交付事業86億円は示されているものの借入金が不明なため、最も重要な施設整 備費補助金(今年度409億円)の来年度計上額を現段階では算出することが出来 ない。なお、今年度の補正予算において国立大学法人関係のアスベスト・耐震 対策費660億円が計上されている。 ※PDFはこちら |