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新首都圏ネットワーク

 日本科学者会議宮崎支部宮崎大学分会は10月4日,声明「住吉昭信宮崎大学
学長に労働基準法に沿う大学運営を求めます」を分会幹事会で決定し公表しま
したのでお知らせ致します.
 この声明は住吉宮大学長に送付するとともに,教職員にもチラシ等でお知ら
せしていく予定です.
 声明文は下記の通りです.

【声明】
住吉昭信宮崎大学学長に労働基準法に沿う大学運営を求めます

 住吉昭信宮崎大学学長は,4月1日に大学ホームページで公表したメッセー
ジ「法人化一年を経過して」の中で「『賃金の引き上げや非常勤職員の定員化
を行うべき』との意見が出るなど、その想像力の貧困さに驚いています」と述
べました.労働者側のこの提案は,一層の労働条件の向上を目指したもので
す.これは,労働基準法が労使当事者により一層労働条件を向上させることを
求めていることに照らし合わせて,全く正当なものです.ですから,学長はこ
れを「想像力の貧困さに驚」くと指摘しましたが,むしろ,労働基準法に沿う
提案に学長が驚くことに,私たちは驚かざるをえません.
 私たちは,4月1日のメッセージ公表以降,学長がメッセージの当該部分を
早急に自主的に修正し,労働基準法に沿う大学運営に当たることを期待してき
ましたが,学長は,9月21日の時点においてなお,修正しないと表明したこ
とが伝えられています(木花事業場過半数代表者ニュース第19号より).私
たちは,学長が当該部分を修正し,より一層労働条件を向上させるという労働
基準法の立場に立たないかぎり,健全な労使関係は築けないものと考えます.
 日本科学者会議は,活動目的に「科学者の生活と権利をまも」ることを掲
げ,創立以来,科学者の労働条件の向上に努力を重ねてきました.このような
立場から,この問題を重く受け止め,住吉学長がメッセージの当該部分を早急
に修正し,労働基準法に沿う大学運営に当たることを強く求めます.

 2005年10月4日
 日本科学者会議宮崎支部宮崎大学分会
 E-mail miyazaki@jsa.gr.jp

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 日本科学者会議宮崎支部
 事務局長 木下 統
  〒889-2192宮崎大学農学部木下研究室気付
  TEL&FAX 0985(58)7242(直通)
  E-mail miyazaki@jsa.gr.jp