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『毎日新聞』2004年4月23日付 鹿屋体育大:国立大学法人初の学長公募 鹿児島県鹿屋市の国立大学法人・鹿屋体育大(芝山秀太郎学長)が、7月3 1日に任期満了を迎える学長の選考に公募・推薦制を導入する。大学側は「人 材を広く求めると同時に選考の透明性を高めたい」と話している。文部科学省 によると、国立大時代を含めて国立大学法人の学長公募は初。 学長選考は19日に公示され、応募・推薦期間は5月18日まで。審査基準 は(1)専門分野での優れた業績(2)高等教育機関などでの管理職経験−− などで、業績概要や大学運営に関する抱負などの書類提出を求める。また、就 任時の年齢を原則70歳未満としている。学長選考会議(委員13人)が書類・ 面接審査で候補を3人以内に絞り、6月24日の学長選挙で決める。 従来の学長選考は、専任講師以上の教員の投票結果を教授会が承認していた が、今回から課長補佐級以上の事務系職員にも投票権を与える。工藤敏夫副学 長は「公募で学長にふさわしい人材が多く集まるものと期待している」と話し ている。【新開良一】 |